テセラテクノロジー株式会社

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デジタルグリッド

再生可能エネルギーが主電源になる社会へ

元東京大学工学部教授である阿部力也先生が提唱された「デジタルグリッド構想」に基づき、分散型エネルギー源(DER)による系統構築型マイクログリッドの実現を参画することで、再生可能エネルギーが主電源になる社会の実現に貢献していきます。
主要技術であるデジタルグリッドルータ(DGR)開発を 株式会社DGキャピタルグループ の元で
進めております。

デジタルグリッドの世界

2020年10月に政府より2050年までにカーボンニュートラルの実現を目指すことが宣言、2021年10月には地球温暖化対策計画が閣議決定され、その中で2030年まで100以上の「脱炭素先行地域」を創出することがうたわれています。一方でエネルギー供給強靱化法を受けて2022年4月には「配電事業制度」がスタートしました。

このような状況から電力ネットワークの強靭化とともに再生可能エネルギーによるクリーンな電力を地域に供給することで、エネルギーの地産地消を加速し地域のカーボンニュートラル実現が期待されています。

しかし、太陽光発電に代表されるような再生可能エネルギー(分散電源)を主電源として、地域に小規模発電設備を設置し独立運用を行うマイクログリッドを構築するには様々な問題発生します。

そこで下記の特徴をもつデジタルグリッドルータ(DGR)を開発しています。

  • 疑似慣性力を持つ系統形成型(Grid-forming)により、ロバストな主電源なしに分散電源のみで自立可能。
  • 1台のDGRはGPS時刻同期およびドゥループ制御することにより、多数台が完全に同期し負荷を分散制御する。
  • 電力系統の周波数や電圧を監視し系統の安定に影響を与えず、再エネの逆潮可能。
  • 主電源比率が小さくとも周波数が安定。

このDGRを多数台連係することによる系統構築型同期配電網マイクログリッドを”セルグリッド”と呼びます。

セルグリッド内には、分散電源で構成され再生可能エネルギーを中心にしたエネルギーを地域に供給することが可能になります。

セルグリッドが細胞(セル)のように徐々に増殖していくことで、セルグリッド外部の既存系統に影響を与えずに再生可能エネルギーの利用を増やすことになります。

動画

参考にDGキャピタルグループ作成の動画をご覧ください。

実績

下記の環境省PJを通じて、PCS制御(DGR)、IoT機器(DGC)開発実績を得る。

2017~2019年:環境省CO2削減強化型技術開発実証事業

再エネ導入を加速するデジタルグリッドルータDGR及び電力融通決済システムの開発・実証

2018~2020年:環境省ブロックチェーン技術を活用した再エネCO2削減価値創出モデル事業

ブロックチェーン技術を用いた自家消費される再エネCO2 削減価値の事業者向け取引・決済システム検討事業

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